チームで作り上げる建設プロジェクト
片上工務店でのこれまでの仕事で、最も印象深いのは2019年の2月に携わった高さ5m、全長350mのパイプラック仮説足場を作り上げた仕事です。会社にとっても1年間に数回しかないような規模の大きなプロジェクトで、初めて大規模な建設プロジェクトの立ち上げを任せていただきました。大規模な現場ということで、ベテラン作業長も一緒に着工前の現場に行き、意見交換をしながら綿密に工事の計画を立てていきました。
依頼をしてくださったお客様とも、現場の状況やプロジェクトの方向性についてはもちろん事前打ち合わせはしているのですが、やはり実際に目で見てみないとわからないこともあります。
今回のプロジェクトでも、実際に現場を見て計画を立て、施工にあたりました。
初めての大役で、大きな重責もありましたが、チームのメンバーと連携を取りながらプロジェクトを完遂することができました。
チームのリーダーとしての責任が、
やりがいに変わりました。
6名のチームメンバーをマネジメント
作業長は、その現場において何をどれくらい準備しなければいけないのかわかっている上で、このなかなか体験できない大型プロジェクトの立ち上げを私に任せてくれました。
任された仕事を期限内に完遂するために、6名のチームメンバーをマネジメントすることになりました。誰にどんなことを任せれば最も効率よく人を活かせるのか、生産性が上がるのかというところが最大の悩みでした。
私が悩んでいる時間、チームのメンバーは何もできない時間になってしまうので、その時間をいかに無くすのか必死に考えました。
完成に近づくにつれて大きな達成感と充実感
作業長とも相談をしながら、誰が何をいつまでにやるのか、チームのマネジメントの部分も含めて計画を練り、チームを率いる責任をもって取り組みました。重責ではありましたが、完成に近づくにつれてチームマネジメントもやりがいになり、大きな達成感と充実感を感じることができました。
プロジェクトの途中で、柔軟にプラン変更・修正をしなければいけないときもあり作業長はその判断がとても早く、その対応力も非常に勉強になるとともに、今後更なるプロジェクト・チームマネジメントをするために成長していかなければならないなと思っています。